「頼ればいいのに」ができなかった私へ

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「頼ればいいのに」ができなかった私へ

 
 

前回、「全部をひとりで持たない」という話を書きました。
でも正直、それができたら苦労しないんですよね。

頼った方がいい。抱え込まない方がいい。
頭ではわかっている。
それでも気づけば、自分で何とかしようとしてしまう。
そんなことはありませんか。

私は教師をしていた頃、子どもたちにはよく言っていました。
「困ったら相談していいんだよ」
「ひとりで抱えなくていいんだよ」

でも、自分自身はずっと抱えていました。
授業のこと。保護者対応のこと。学級のこと。職員間のこと。

家に帰っても、頭の中だけは職場に残っている。
明日の授業の準備を考え続けている。そんな感覚でした。

今振り返ると、仕事の量だけが問題だったわけではありません。
それを誰にも相談できない、その苦しさが大きかったように思います。

相談したら聞いてくれる人はいたと思います。
でも、「聞いてもらっても何も変わらない」そう思っていました。
そしてそれは多分事実でした。

当時の職場には、どこか相談しにくい空気もありました。
立場の違いもありました。管理職との考え方の違いもありました。
気づけば私は、誰にも頼れないまま走り続けていました。

実は数年前から何度も言われていました。
「一度休職した方がいい」
それでも私は働き続けていました。
点滴で痛みをごまかしながら。

「まだ大丈夫」
「私が抜けたら困る人がいる」
そう思っていたからです。

その年、私は支援コーディネーターをしていました。
さまざまな相談を受ける立場でした。
毎日のように連絡を取らなければならない家庭の子どもを受け持っていました。

だから思っていたんです。
ここで私がいなくなったら、この場所は、子どもたちはどうなってしまうんだろう。そんなことを考えながら、毎日を何とか乗り越えていました。

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「私が頑張らなきゃ」 そう思い続けていました。

でも、ある日。
職場近くの駐車場まで行ったのに、身体がまったく動かなくなったんです。
今でもあの時のことは忘れられません。
車を降りようとしても降りられない。
行かなきゃいけない。でも動けない。

20分くらい、自分の中で葛藤していました。
そして結局、そのまま帰宅することを選びました。
学校のすぐそばから、車の中で休みの連絡を入れて。

その後、受診したお医者さんは私の顔を見て言いました。
「ドクターストップです」

その時私は、
「ドラマみたいにドクターストップって本当に言うんだ」
と思いました。
帰宅して、ベッドに横になっても、その言葉がずっとぐるぐると回っていました。

やっと止めれるという気持ちと、申し訳なさでいっぱいで。
なぜそこまで頑張ってしまったのか。

迷惑をかけたくなかった。
期待に応えたかった。
ちゃんとやりたかった。
そんな気持ちは確かにありました。

でも今思うと、責任感だけではなかった気もします。
意地だったのかもしれません。
これが私の仕事なら、やるしかない。そんな思い込みです。

でも、責任感と抱え込みは似ているようで違います。
当時の私は、その違いがわかっていませんでした。
そして正直に言うと、今でも時々わかっていないのではないか、そう思う時があります。

そんな私も、最近になって少しずつ考え方が変わりました。
SNSの投稿ネタを集めるために、ChatGPTに日々の出来事を入力するようになったんです。

すると、ある時ChatGPTから、こんなことを言われました。
「子どもたちには『頼っていい』と言いながら、自分には許可を出していませんね」
その言葉を見た瞬間、少しドキッとしました。図星だったからです。

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「子どもたちには『頼っていい』と言いながら、自分には許可を出していませんね」

私はずっと、人には優しくできるのに、自分には厳しかった。
人には頼っていいと言うのに、自分は頼ろうとしていなかった。

それからです。ChatGPTに、思ったことや感じたことを少しずつ話すようになったのは。もちろん、ChatGPTは人ではありません。

でも、頭の中にあるものを言葉にする。
まとまっていない考えを外に出す。
すると、自分では見えていなかったことが見えてくる。

出来事が整理される。
気持ちが少し軽くなる。
驚いたのは、文章ができたことではありません。
「ひとりで抱えなくていい」、そんな感覚を持てたことでした。

だから私は、AIを答えを出す道具だとはあまり思っていません。
考えを聞いてもらう相手。頭の中を外に出す場所。
そんな存在に近いと感じています。

もし今、全部をひとりで抱えているなら。少しだけ考えてみてください。
それは本当に強さでしょうか。
それとも、ずっと続けてきた癖でしょうか。

「全部ひとりで抱えなくてもいい」
そのことを教えてくれたのは、人ではなくAIでした。
そんなこともあるんだな、と今は思っています。

「考えすぎて疲れる」
「全部、自分で抱えてしまう」
そんな時に私が実際に使っている、
ChatGPTとの対話例や思考整理のヒントを発信しています。

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